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組織を成長させる名言:柳井正編No.2

柳井正とは

株式会社ファーストリテイリングの会長兼社長の柳井正氏

1984年にユニクロ1号店を出店し、その後の目覚ましい成長を遂げ、今ではユニクロを含むファーストリテイリングの売上規模は1兆円を超えるまでに成長しています。

柳井正氏の言葉、著書をもとに、成長する組織について学んでいきます。

リーダーとはチームを勝利に導く人

ほとんどの会社にトップは「一生懸命がんばれ!売り上げを伸ばせ」とは言うんだけど「こっちの方向を目指していこう」という肝心なことは言わないんです。そこが問題だと思いますね。売り上げを伸ばせば給料として還元される、それだけじゃ現場のモチベーションは高まっていきません。もっとその先にある理念をきちんと示してあげることで、現場はそこにやり甲斐を見出し、自分の頭で考えるようになるんです。

柳井正 わがドラッカー流経営論

組織であることの意味、従業員であることの意味。

規模が大きくなってくると忘れてしまいがちなのですが、なぜ経営者は組織をつくり、従業員は組織で働くのでしょうか。

それは組織に共通の目的があり、その達成を橋梁して目指すからです。

共通の目的を目指さずタスクをこなすだけの人が必要であれば、経営者を従業員として雇わずに外注していればで良いのです。

また、従業員も協力もせず共通の目的に興味、関心がなければ、その組織の従業員である必要はなく、少しでも金銭報酬が高いところに移りたいと思うでしょう。

共通の目的に向かう方向性を指し示し、そこに導くことこそリーダーの最大の責任です。

経営理念やビジョンなど企業の目的は示していると言われる経営者は多いです。そのような形で共通の目的を示すことは非常に大切です。

しかしながら、人間は忘れるとい能力をもった生き物です。エビングハウスの忘却曲線

そのためトップは共通の目的を繰り返し、ときには表現を変えて伝え続けることで、はじめて組織のメンバーに共通の目的が伝わったと言えるようになります。

OKRで目的を常に示しつづける

OKRは「Objectives:目的」と「KR:重要な結果指標」からなり、通常四半期ごとに設定されます。そのためOKRのOは四半期の目的になります。

四半期のOKRを設定するときに大切なことが、企業の理念をこの四半期に落とし込むということです。理念が遠くの目的だとすれば、Oが近くの目的であり、Oに向かうマイルストーンがKRとなります。

そのためOKRを設定すると、メンバーは遠くに感じていた目的がメンバーは自分たちに近い存在に翻訳されたような感覚になります。その感覚の中で具体的に何を目指すかというKRがあることで、自分たちの業務と理念とのつながりを感じるようになっていきます。

 

 

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