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命令系統の原則:誰の言うことを聞けば良いのか?

命令系統の原則とは?

命令系統の原則とは、組織のメンバーは、常に特定の一人の命令だけを受けるようにしなければならないという原則で、組織設計の5原則の1つ。

複数の命令系統についてトップが意識すべきこと

ある人からは「〇〇をしなさい」、もう一方からは「××をしなさい」と命令されると、どうなるでしょうか?

命令を受ける側は、どちらの指示を受ければよいのか混乱することになります。そのため、上司が常に1人になるようにしなければならないです。

組織横断プロジェクトや兼務体制を取る場合もありますが、その場合は先に命令系統を明確にしておかなければなりません。さらに問題なことがトップが直属の上司を飛び越えて、現場の部下に指示、指導をすることです。これも部下からすれば命令系統が複数化していることになります。現場の部下の管理は直属の上司の責任であり、トップはその上司に任せなければならないことを肝に銘じないといけません。

命令系統の原則のデメリットは?

命令系統が1本化されることのデメリットは、上司が部下に対して強権化して、やがて暴走してしまうことです。1人の上司の命令でしか動けなくなるため、報告相談先もその上司のみになり、上司の言うことが絶対化されてしまいます。(参考:スタンフォード監獄実験

このデメリットを避け、組織の可視化を進めることが有効です。常に情報が透明化されていることで、強権化により現場にひずみが出た場合は、すぐに明るみになるからです。また、日ごろから組織の風通しを良くすることを心掛ける必要があります。

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