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専門化の原則:組織の中での役割を明確にする

専門化の原則とは?

専門化の原則とは、組織で仕事を分業し、決められた役割に専門特化することで、組織の効率が上がるとする原則で、組織設計の5原則の1つ。

専門化のメリットとは何か?

専門化によってどのように組織の効率が上がるかを説明します。

スキル習熟、向上が容易

専門分野に特化することで、その分野のスキルのみを習熟すればよくなります。同時に専門化することで、同じ業務を行う頻度が増えるので、スキルの向上も容易になります。

段取り替えの時間が発生しない

例えば、製造と販売を同じ人が行う場合、製造の後に販売を行うために着替えなどの段取り替えが必要になりますが、専門化によってこの時間が不要になります。

効率化のための創意工夫が生まれやすい

スキル習熟や向上の容易さにもつながるのですが、当該分野に対しての知見、意識量が増えるため、創意工夫が生まれやすくなります。

責任意識が高まる

専門化により個人個人の役割が決まり、仕事の成果が明確になりやすいので、自分の責任であるとの意識が高まります。

採用、育成がしやすい

専門化することで、求めるスキル、人間性が明確かつ限定できるため、採用や育成がしやすくなります。

専門化の原則のデメリットは?

従業員個人としてのデメリットですが、視野狭窄や部分最適に陥りやすくなります。また、同じ業務ばかりをしているマンネリ感覚になり、モチベーションがダウンする可能性があります。

組織としてのデメリットは、各分野ごとに縦割りになるため、調整のための労力、コスト、部門間対立が増えます。

共通の目的に向かうこと、情報を共有することなどで、リーダーはこれらのデメリットを極小化することに努めなければなりません。

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