2021年3月4日に大阪大学Innovators’ Club主催のInnovators’ Academy Spring School 2021で「OKR」について当社代表取締役 奥田和広が登壇いたしました。
大阪大学Innovators’ Clubは、イノベーション・新規事業・スタートアップ・学生起業等に興味のある人たちが集まるコミュニティであり、大阪大学の学生・大学院生を中心として、1,000人以上がメンバー登録されています。
登壇内容について
Innovators’ Academy Spring School 2021はイノベーションの基礎を学ぶための集中講座として、両2021年3月1日から4日までの4日間で開催されました。イノベーションにまつわる様々なテーマについて、第一線にいる実務家と研究者からイノベーションから集中的に学べる全16クラスからなるプログラムです。
イノベーションを目指す組織におけるマネジメント、コミュニケーションを含めて、「OKR」について登壇いたしました。最終日の夕方のクラスにも関わらず、大阪大学の学生を中心にたくさんご参加いただき、ありがとうございました。
導入として「ムーンショット」にまつわるエピソードをお話ししました。高い目標へのチャレンジ、理念の浸透、そして心理的安全性を象徴する3つのエピソードをお伝えしたのですが、参加者のみなさんから多くのコメントが最初から飛び交いました。
そして、イノベーション、ムーンショットを目指せるチームについて説明したのち、本題であるOKRの解説と続けました。随所で、ディスカッションや質問の時間を設けましたが、熱量に圧倒されてしまうほどでした。
参加者からのフィードバック
馴染みが薄いと思っていたOKRですが、終了後にいただいたアンケートではポジティブな回答が多く、一安心いたしました。
いただいたフィードバックをいくつかご紹介します。
「OKRで、全メンバーが最大な目標を共有できて、同じ方向に見えて、行動してもらうのが、本当に素晴らしい方法だと思います。学校で何回も、グループワークで、課題解決に挑戦したことがあるが、うまくできた回が僅かなんです。なぜだろうかとずっと考えていたが、本日の講義にあたり、なるほど、最初からメンバーが同じ目標に向かっていたわけではないのが一番大きな問題じゃないと自覚できました。そして、目標がどのぐらい高ければいいのかの話も、非常に参考になって、自分のチャレンジ精神が高まっていたと喜んでいます。」
「目標について深く考えるきっかけを与えてくれた講義でした。望ましい未来を描き、バックキャスティングで目標を考える。ストレッチゾーンを意識しながら、仲間と対話を重ねながら、目標設定をする重要性を学びました。また、リーダーが考えていることをオープンにしやすい環境を作ることが大事だと思いました。」
「OKRという言葉自体知らなかったので、新たに知ることばかりで知的好奇心がくすぐられた。心理的安全性の重要さを感じた。これは普段の学生の人間関係でもいえることではないかと思ったので、自分なりに取り入れていきたい。」
さいごに
コンサルティングの仕事では、企業の経営者やマネージャーの方々と接することが多いため、多くの学生のみなさんと接する機会はとても新鮮でした。質疑応答では社会人にはない目線での質問も多くあり、気づきの多い貴重な時間となりました。
ご参加いただいたみなさん、そしてこの機会を設けていただいた大阪大学Innovators’ Clubのみなさん、お声がけいただいた松行輝昌特任准教授、ありがとうございました。