2025年4月17日 (木)に開催しました「過剰負担でもう限界?管理職のやりがい再生のカギを徹底解説」のセミナーレポートをログミBusinessに掲載いただきました。
セミナー概要
近年、「管理職の罰ゲーム化」と言われるように、管理職の負担増、やりがいの喪失が深刻な問題となっています。
組織の要である管理職がやりがいをもって活躍できないことは、業績のみならず、管理職になりたくない若手社員の増加など、すでに組織に大きな影響を及ぼしています。
しかしながら、多くの企業は管理職の育成でこの問題を乗り切ろうとしていますが、なかかな成果につながっていません。
そこで本セミナーでは、なぜ管理職のやりがいが失われるのか、どうすれば取り戻せるのか、管理職を救い組織を活性化させるメカニズムをわかりやすく解説します。また、「心理的資本」の専門家である株式会社Be&Do 橋本豊輝氏をゲストにお招きして、やりがいを高める原動力について教えていただきました。
レポート①課長の53%が仕事にやりがいを感じられず… 実態調査から見る「負のスパイラル」を断ち切るヒント
多くの企業で「管理職が報われない」「やりがいを失っている」という声が聞かれます。株式会社タバネルが実施した実態調査からは、課長職の53%がやりがいを感じていないという衝撃の結果が明らかになりました。
本記事では、管理職のやりがいを奪う5つの変化(複雑化・少数化・多様化・分散化・多忙化)と、その中でもやりがいを維持・再生している人の特徴を解説。さらに、心理的資本や上司からの支援、意思決定への関与が、やりがいを大きく左右することを明らかにします。
後半では、やりがいを失う“負のスパイラル”を断ち切り、管理職が前向きに挑戦できる“正のスパイラル”を生むための組織的アプローチを提言。パーパスや目標管理の見直しだけでなく、**課長自身の「意味づけ」や「相談力」**にも踏み込み、実践的なヒントを解説しています。
全文はこちらから
レポート②課長の53%が仕事にやりがいを感じられず… 実態調査から見る「負のスパイラル」を断ち切るヒント
プレッシャーや負担が増す中、管理職が「やりがい」を感じ、力を発揮し続けるためには何が必要なのか?心理的資本の専門家であるBe&Doの橋本豊輝氏をゲストにお迎えして、そのカギとなる「心理的資本(PsyCap)」の正体と活用方法を徹底解説してもらいました。
心理的資本とは、**Hope(希望)・Efficacy(自己効力感)・Resilience(回復力)・Optimism(楽観性)**の4要素で構成され、これらが充実している管理職は、困難にも前向きに挑戦し、部下や周囲に好影響をもたらす存在へと成長します。
一方で、これらが不足すると、成果を出せないばかりか、組織全体のパフォーマンスにも悪影響を与えてしまうと指摘。特に、「相談できない」「自分で何とかしなければ」という孤独な完璧主義が、管理職を追い詰める大きな要因になっていると分析します。
講演では、心理的資本を高めるために、管理職との対話・振り返り・承認・目標設定をどのように行えばよいか、組織としての具体的な支援のあり方や、職場への波及効果まで丁寧に紹介。さらに、「性弱説(人は弱くて当然)」を前提にした、やさしく力強いマネジメントの在り方を解説しています。
全文はこちらから