2019年9月に東京、大阪の2か所で株式会社あしたのチームとセミナーを共催しました。
そこで今回は両セミナーの模様をお届けしていきます。
【IT業界向け】採用力&組織力UPのための 『人事評価』と『OKR』
まずは、東京で9月5日に実施したこちらのセミナーからレポートいたします。
会場はあしたのチーム本社のセミナールームでした。銀座の真ん中GINZA SIXにあると素敵な空間で、15時にスタートしました。
前半は株式会社あしたのチーム 矢野千帆氏が登壇した「IT業界向け!人事評価の新常識セミナー」からスタート。
矢野氏のこれまでのご支援経験や実例も交えて、分かりやすく解説いただきました。
IT業界に特化した内容で人事評価において、お客様常駐型、受託開発型などの具体的な会社でどのような問題が発生するかご説明いただきました。一例ですが、その解決策として共通項目の評価よりスキルマップなどを作成し個別で評価項目を作るなどの具体的な解決策を解説いただきました。
後半は当社代表奥田より「IT業界向け!成果を出せるチーム・強い組織をつくる!OKR」と題して、IT業界の取り巻く状況とOKRについて解説いたしました。
他業界に比べても非常に採用難になっているIT業界の現状を確認した上でどのように高いエンゲージメントの重要性について説明しました。そこで、日々の業務運用の中で、チームへの参画機会をOKRを使って作ることがエンゲージメントを高める解決策となることを解説しました。
OKRと人事評価を活用した組織作りの成功法則
続いて、大阪で9月26日に実施したセミナーについてレポートします。こちらは堺筋本町にある株式会社あしたのチーム大阪支社のセミナールームにて実施いたしました。
前半は株式会社あしたのチーム 木村雪乃氏より『報酬連動型人財育成プログラム』についてご解説いただきました。従業員エンゲージメントを分かりやすく解説いただいた上で、人材育成と目標管理についてお話しいただきました。
実際によくある人事評価シートを例に問題点を参加者と確認しながら、あしたの人事評価はどうあるべきか、また運用のポイントについて実際の会社の例も交えてご紹介いただきました。特に制度構築だけで終わらず、運用段階をしっかり行うことが肝心であるとのことでした。
後半は当社代表奥田が、「組織のパフォーマンスを上げるOKRとは」と題して登壇しました。組織とはどうあるべきか?について、ディスカッションも交えて共通認識を持つところからスタートしました。
その上で、OKRの設定と運用について心理的安全性と組織パフォーマンスの上げ方をテーマに解説いたしました。さらに実際に運用する上での注意点もお話して、セミナーは終了しました。
セミナー終了後は、希望者の方に残っていただき、懇親会を開催いたしました。懇親会の場では、セミナーでは参加者の方から自社のお悩み、課題をざっくばらんにお話しいただいたのですが、こちらが想像していた以上に参加者同士でアドバイスを送り合っていただくなど、非常に盛り上がりました。
セミナーまとめ
2つのセミナーを通じて言えることは、人材育成、組織づくりは制度も大切だが何より「運用」をしっかりして行うことが求められるということです。
人事評価、OKRとも導入の仕方に着目されますが、いくら良い制度を導入しても運用ができなければ意味がありません。業界や個社ごとの状況に応じた最適な運用を行うことで、人材も組織も成長することが可能になるでしょう。