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ChatGPTを仕事で利用している課長は3%しかいない!「課長の仕事とAIに関する意識調査」結果発表

株式会社タバネル(本社:大阪府大阪市、代表取締役:奥田和広)は、全国の30-59歳、従業員100人以上企業の課長クラス(有効回答数310人)に「課長の仕事とAIに関する意識調査」を実施しました。

ChatGPTを仕事で利用している課長は3%しかいない

ChatGPTは、AI(人工知能)によって高度な文章作成や自然な会話ができるサービスであり、大きな話題になっています。そこで、課長310人にChatGPTにの認知、仕様経験について質問しました。

「仕事で利用している」と回答した割合は3%でした。「個人的に利用したことはあるが、仕事で利用していない」は8%となり、利用経験は合計11%となりました。ChatGPTを「知らない」割合は42%、「名前は聞いたことがあるが、サービスの特徴・詳細は知らない」26%、「サービスの特徴・詳細まで知っているが、利用したことがない」は21%となりました。

この結果から、各種メディアやSNSで大きな話題となっているChatGPTは、課長の認知はまだ高くないと言え、仕事への利用はほとんどされていないことが分かりました。

38%の課長がAIの進化による仕事にポジティブな影響が大きいと思っている

「AIの進化によって、あなたの仕事はどのような影響を受けると思いますか?」と質問しました。「良い影響が大きい」が14%、「やや良い影響が大きい」が24%となり、合計38%の課長がAIの進化による仕事への影響はポジティブな影響が大きいと思っています。「良い影響、悪い影響を同程度受ける」は23%、「やや悪い影響が大きい」は2%、「悪い影響が大きい」は2%となりました。以上の回答割合の合計64%の課長がAIの進化により、何らかの仕事へ影響があると考えていることが分かりました。

一方で、「影響を受けない」は9%でした。「わからない」と回答した割合は27%となり選択肢の中で最も高い結果となりました。

ChatGPTの認知、利用が高い課長ほど、AIの進化による仕事への影響をポジティブだと考えている

課長の「ChatGPTの認知・利用」と「AIの進化による仕事への影響」について、分析しました。

認知・利用別に「良い影響が大きい」と回答した割合は、「知らない」が6%、「詳細は知らない」が11%、「知っているが、使ったことない」が21%、「使ったが、仕事では使っていない」が24%、「仕事で使っている」が60%となりました。

この結果から、ChatGPTの認知、利用が高いほど、AIの進化による仕事への影響をポジティブだと考えていることが分かりました。なお、「良い影響が大きい」と「やや大きい影響が大きい」の合計で見ても同じ傾向です。

また、ChatGPTを知らない課長は、AIの仕事への影響が「わからない」の回答割合が49%と、他の回答者と比べて高いと分かりました。

この結果から、ChatGPTなど新しいAIや技術への認知の低い課長は、今後の変化に対する関心の低いと考えられます。一方で、これらの技術への関心の高さ、好奇心の高い課長は、今後の変化をポジティブに考える傾向が高いと考えられます。

31%の課長が自分の組織の創造性が高いと考えている

AIが進化を遂げると、人間にとって創造性がこれまで以上に重要になると言われています。

そこで、課長に対し「あなたの組織には新たなアイデアや革新を生み出す創造性は、どの程度ありますか?」と質問しました。

回答割合は「高い」が4%、「やや高い」が27%となり、合計31%の課長が自分の組織の創造性を高い考えています。「どちらとも言えない」が48%、「やや低い」が15%、「低い」が7%となりました。

ChatGPTの認知、利用が高い課長ほど、組織の創造性が高いと考えている

課長の「ChatGPTの認知・利用」と「組織の創造性」について、分析しました。

認知・利用別に組織の創造性が「高い」と回答した割合は、「知らない」が2%、「詳細は知らない」が4%、「知っているが、使ったことない」が5%、「使ったが、仕事では使っていない」が8%、「仕事で使っている」が20%となりました。

この結果から、ChatGPTの認知、利用が高いほど、組織の創造性が高いと考えていることが分かりました。なお、「高い」と「やや高い」の合計で見ても同じ傾向です。

この結果から、、ChatGPTなど新しいAIや技術への関心の高い課長は、高い創造性のある組織にいると考えられます。

課長の年齢による意識の違い

年齢別にChatCPTの認知・利用について分析しました。ChatCPTを「知らない」割合は、45歳以上が高いことが分かりました。

年齢別にAIの仕事への影響について分析しました。年齢の差によって顕著な特徴はないことが分かりました。

年齢別に組織の創造性について分析しました。30代が高く、40代が平均的、50代が低い傾向があることが分かりました。

本調査からの示唆と今後について

各種メディアなどで話題となっているChatGPTについて、課長の認知、利用はあまり進んでいないことが分かりました。またChatGPTの認知、利用が高い課長ほど、今後の仕事の変化をポジティブに考えており、創造性の高い組織にいることがわかりました。

組織の要でありメンバーに大きな影響を及ぼす課長は、AIの仕事への活用や組織の創造性を高める上でも重要な存在です。AIの進化により組織の創造性は今後ますます重要となると考えられるため、課長本人はもちろん組織として対策に取り組む必要があると当社では考えます。

そこで、当社では組織の創造性をテーマにしたセミナーを下記の通り開催いたします。ご興味ある方はぜひご参加ください。

日時:2023年4月25日 (火) 13:00 – 14:30
(詳細・お申込み)
https://peatix.com/event/3522784/

ベネッセ教育総合研究所と東京大学の共同研究の結果をもとに、「管理職の目標管理やリーダーシップにより、メンバーのクリエイティビティを引き出すためのポイント」について、参加者の皆さんの質疑も受けながら、理解を深める場を目指します。

また、管理職の目標管理とリーダーシップの実例として、Udemy日本事業の責任者である飯田智紀様をお招きし、Udemy事業組織における実践と学びの意義などについて語っていただきます。

調査概要

  1. 調査の方法:インターネット調査
  2. 調査対象者:全国の30-59歳の従業員100人以上の会社の課長クラス
  3. 有効回答数:310名
  4. 調査実施日:2023年3月28日、29日

現在、当調査結果のリリースを記念して、⽬標理解とコミュニケーションを促進する⽬標管理OKRの導⼊、検討につい
無料相談を実施しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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